議会報告

2022年9月議会

~一般質問~⑥枚方市駅周辺再整備について

枚方市駅周辺再整備について一般質問

門川質問:

本年6月に公表されましたサウンディング型市場調査で提案を受け、より魅力的なまちづくりとして、アリーナ整備の可能性について検討を行われているものと認識していますが、この間、検討の進捗状況があまり見えてきていないところです。

そこで、現時点で認識されている整備効果と現在の検討状況について伺います。

答弁:

アリーナを整備した場合に想定される効果としましては、スポーツ振興のみならず、まちづくりの観点からの地域の活性化や防災面の強化、市民のまちへの愛着醸成などが考えられます。

また、アリーナの整備に係る可能性の検討としましては、必要性のさらなる検証や企業版ふるさと納税制度などによる財源確保策、採算性のとれる運営体制の構築などの検討を国や府の助言も頂きながら進めており、今後、より早期に予算措置を講じた上で、施設の需要予測調査委託も行っていく考えです。

門川質問:

枚方市駅周辺でのアリーナ整備は高い集客力が期待できるのではないかと考えます。そこで集まった方々を核に周辺商店街の活性化など、経済効果を広げる工夫も同時に検討いただきたいところです。

市は、枚方市駅から④街区の複合施設を経由して⑤街区までペデストリアンデッキで繋ぎ、回遊性の向上を図ろうとしています。④⑤街区で創出される賑わいを周辺の商店街などにも波及させていくことは、十分に可能なのではないかと考えますが、

そこで、市は④⑤街区における再整備に合わせて、川原町など周辺地域の活性化を図っていくための地域との連携をどのように考えているのか伺います。

答弁:

④⑤街区のまちづくりにあわせた周辺地域の活性化については必要と考えております。特に川原町については、④⑤街区の再整備により増加を図る交流人口の回遊性を高めるとともに、周辺地域と連携したエリアマネジメントの取組みを進めることなどにより活性化を目指します。

具体的には、ペデストリアンデッキや民間活力導入エリア内での歩行者空間を整備することなどにより、④⑤街区を訪れた人が、川原町方面などにアプローチしやすい歩行者動線を確保して回遊性を高める考えです。

併せて、周辺地域も含めたまちの魅力を持続的に高める仕組みづくりに向け、地域が主体的にかかわるエリアマネジメントの取組みを進める考えであり、昨年度は、川原町商店街と連携しながら公共空間を活用して、ストリートピアノやチョークアート、絵本の読み聞かせなど、多彩な取り組みによる社会実験を実施するなど、地域とともに、まちづくりの機運醸成を継続して取り組んでいます。

このような周辺地域と連携した取組みを進めることにより、④⑤街区の再整備を周辺地域の活性化に繋げていく考です。

門川要望:

枚方市駅周辺再整備について、短期的には物価高騰の問題、長期的には少子高齢化による経済成長力の停滞や社会保障費の増大という不安材料があるなか、大きな財源が動かし再開発をすすめていく訳です。

これは考え方がいろいろあるとは思いますが、かけたお金をどのようにリターンさせるのかというところで、今日の質問では、他の質問でもそういった側面があったのですが、都市間競争もありますし、本市の魅力の向上にどうつなげていくかというところを綿密に考えていただきたいと思います。

私個人的には、本市にはまだまだ賑わいを生み出すポテンシャルが十分にあると感じていますし、子育てにやさしいエリアとして北河内全体をひっぱっていく、まさに中心地が枚方市駅周辺と考えています。

アリーナについては財源の確保などまだこれから煮詰めていかなければいけないとは思いますが、他府県からも集客できる貴重なコンテンツであることは間違いありませんので、実現に向けてさまざまな可能性を検討いただきたいと思います。

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