議会報告

2022年9月議会

~一般質問~⑤ひらかた万博の機運醸成について

ひらかた万博の機運醸成について一般質問

門川質問:

2025年大阪・関西万博に向けて、ひらかた万博という市独自の取り組みとして、市域全体を「パビリオン」と見立て、ワクワクするような体験や経験ができるような取り組みの展開や、行政だけでなく、企業や大学、団体など、多様な主体間での情報共有やマッチングの場となる「ひらかた万博共創プラットフォーム」の立ち上げなど、様々な取り組みを進めていくと伺っています。しかしながら、具体的になにがどうなるのかイメージがしにくいところではあります。

先日「ひらかた万博」とデザインされたうちわが自宅にあるのをみつけ、手に取りました。家族はそれが何なのか、まったくわからない状態で、ひらかた万博ってつまり何かと聞かれたところ、私自身もうまく回答できませんでした。

「ひらかた万博」というのが、本市においてどういう取り組みをすすめていくことなのか、

まずは認知度を高め、機運を高めていくことが今一番重要なことだと考えますが、機運醸成について、これまでどのような取り組みをされてきたのか、また、今後どのような形でさらなる機運醸成を図っていくのか、考えを伺います。

答弁:

「ひらかた万博」の認知度の向上や機運醸成は、本取り組みを、市民の皆様をはじめ、企業・大学、そのほかあらゆる主体とのパートナーシップのもとで進めていくことからも、非常に重要な要素であると考えています。

本年7月には、市民等の公募により、「ひらかた万博」のビジョンを共有するためのキャッチコピーを募集し、「みんなで創ろう!この街の未来」に決定したところでございます。

今後も、このキャッチコピーとともに、「ひらかた万博」の取り組みについて、市のホームページやSNSでの情報発信に加え、YouTubeを活用したPR動画の配信など、様々なツールを活用して、わかりやすく情報発信に取り組んでまいります。

また、更なる機運醸成に向け、先日立ち上げました、ひらかた万博共創プラットフォームの参画企業の皆様からも、各社が持つ情報媒体を通じ、広く情報発信していただけるよう働きかけてまいります。

門川質問:

「ひらかた万博」の機運醸成に向けた情報発信の取り組みは、行政だけでなく、市民や企業等が自発的に発信したくなるような働きかけが重要と考えます。

「ひらかた万博共創プラットフォーム」のみならず、庁内各部署が日頃から関係されている市民団体の皆様にも「ひらかた万博」の取り組みを丁寧に説明し、共感を得ることで、情報発信の協力につながります。ぜひ、全庁的な取り組みとして、「ひらかた万博」の機運醸成に取り組み、一人でも多くの人に一日でも早く、「ひらかた万博」を浸透させていただければと思います。

そこで、「ひらかた万博」のキャッチコピー“みんなで創ろう!この街の未来”にもありますように、「みんな」という点で、例えば、賑わい創出や環境保全など様々な分野で活動する市民団体が「ひらかた万博」に関わる仕組みがなにかあるのか、伺います。

答弁:

市民団体が「ひらかた万博」に関わっていただく仕組みといたしまして、ひらかた万博で掲げる未来に向けたまちづくりの取り組みとして、SDGSに関する活動への参加や、環境、健康分野など、市民団体が主体的に行う活動に対し、市が連携して取り組むなど支援を行い、ひらかた万博を市民の皆さんと一緒に盛り上げ、充実したものにしていきたいと考えています。

例えば、すでに市内のアダプト団体からは、ひらかた万博の機運醸成に向けた取り組みとして、市内公園などの花壇にひらかた万博を発信するPR花壇を、市や市内中学校と連携して作成できないかとの申し出をいただいており、その実現に向けて協議を進めているところです。

今後、市民の皆さんがひらかた万博に関心を持ち、賛同の輪を広げ、より多くの具体的な取り組みにつながるよう進めてまいります。

門川要望:

市民による主体的な取り組みが市内で増えていくことで「ひらかた万博」がめざす、市域全体がパビリオンという構想に近づいていくかもしれません。

先日、淀川河川公園では「水都くらわんか花火大会」が行われたくさんの人に枚方が認知されたことです。

このように誰もが主役となって活動する取り組みがますます広がることで、「市域全体がパビリオン」と化し、市内外の方々のまちへの関心や愛着を高め、地域経済が活性化されるという、「ひらかた万博」の目的に繋がるものと考えます。

市民や多様な主体の共感を獲得し、魅力ある「共創」の取り組みを数多く生み出すことで、2025年以降も枚方市に残るレガシーにつながる取り組みを進めていただくよう要望いたします。

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