枚方市では令和5年度から全市立小学校で「放課後オープンスクエア」が実施されます。
「放課後オープンスクエア」とは、子どもたちが自分で考えて、自由に遊んだり、学んだりできる放課後の居場所として、放課後、土曜日、三季休業期に学校施設の一部を開放するもので、登録をしたら、市内の在住または在学している小学生は誰でも無料(保険料等の負担あり)で自由に参加できます。
「留守家庭児童会室」と一体的に運営することで、全ての児童が放課後を安全・安心に過ごせる居場所の提供と、保護者等のニーズに応じて両事業を選択できる環境の整備を目指しています。
「放課後オープンスクエア」は「放課後子ども教室」として、市内の4校で先行実施されておりました。
先行実施された小学校での登室状況は、土曜日より三季休業期の平日の利用が多い傾向があり、保護者のアンケート等では平日の開室を求める声が多かったとのことです。また、参加した児童の家庭の満足度は肯定的回答が89%あり、ニーズの高さがうかがえます。
私も、保護者の方から、学校があるときは預けなくても大丈夫だけど、夏休みなどの長期の時だけ子どもを預けられる場所が欲しいという声や、土曜日も子供を見てくれる場所が欲しいとの意見をいただいており、枚方市議会の一般質問などでも取り上げておりました。
これまでの放課後の事業、留守家庭児童会室、校庭開放、放課後自習教室、ひらかた子どもいきいき広場事業が行われてきましたが、令和5年度からは全校で放課後オープンスクエアが開室されることで、三季休業期や土曜日の子どもの居場所がさらに充実すると思われます。
事業を実施していくにあたり、人材確保の問題や、財源確保も課題であり、一般質問でも民間活力を活用した運営委託の推進や、職員の業務改善、ICT の活用等を提案しておりました。
【門川ひろゆき令和3年12月一般質問】↓
総合型放課後事業について、11月の教育子育て委員協議会の内容を踏まえ、質問と要望を行いました | 枚方市議会議員 大阪維新の会枚方市議会議員団所属 門川ひろゆき (h-kadokawa.jp)
小1の壁といわれ、子どもの居場所の課題がありましたが、総合型放課後事業実施プランをより充実させていくことで、子育ての環境が充実し、子どもも子育て世帯もより住みやすい街になると思いますので、今後も実施後の経過などを注視していきたいと思います。
詳細は枚方市のホームページに掲載されていますので、申し込みを検討される方はご覧ください。
【放課後オープンスクエアについての枚方市ホームページ】↓
放課後オープンスクエア(放課後子ども教室)について | 枚方市ホームページ (city.hirakata.osaka.jp)
【枚方市議会議員 門川ひろゆき】