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新名神高速道路の現場見学について

11月8日(水)

新名神高速道路(八幡京田辺JCT・IC~高槻JCT・IC)の高槻市域のトンネル工事現場と、枚方市域のトンネル工事現場を見学しました。

トンネル掘削では一般的にNATM工法やTBM工法といった山岳工法を採用するケースが多いとのことで高槻市域の梶原トンネルはNATM工法で進められていますが、枚方トンネルは都市部の施工であるため、シールド工法が用いられるとのことで、周辺環境、住宅や工場群への騒音や振動に配慮しながらすすめられていくとのことです。

新名神高速道路の全線開通は令和9年度予定

新名神高速道路は、NEXCO西日本区間では、枚方トンネル工事を含む高槻JCT~八幡京田辺JCT間、城陽JCT~大津JCT間が開通すれば全線開通となります。

城陽JCT─大津JCT間が令和6年度開通予定、高槻JCT─八幡京田辺JCT間は令和9年度開通予定となっています。

現在の名神高速では交通量の増加による交通混雑が頻発し、高速道路本来の機能が十分発揮できない状況となっており、新名神高速道路が開通することで、大都市間のネットワークの強化や、名神高速道路〜中国自動車道の代替ルートとして、重大事故や地震発生時などの緊急時に代替道路機能を果たすことができるとのことです。

ちなみに、現在名神・中国道ルートで神戸(神戸JCT)~名古屋(豊田JCT)の所要時間は約2時間40分ですが、新名神ルートが開通した場合、所要時間は約2時間に短縮できるとみており、二大都市圏を最短で結ぶことができますし、京滋バイパスと名神を一切経由せずに中京~関西を移動できるようになりますので渋滞の緩和も期待できます。

枚方市から名古屋方面へのアクセスについても、交通が分散され、渋滞が緩和し、高いサービスレベルの確保が可能となりますので、今後も工事の進捗を注視していきたいと思います。


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