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枚方市駅周辺再整備における取り組み状況について全員協議会が行われました。

7月9日、枚方市駅周辺再整備における取組状況について、全員協議会が行われました。

枚方市駅周辺の再整備は市民の関心も高く、丁寧に進める必要があります。

今回は庁舎位置も関係する事業手法の比較について等、いくつかの点について行政から説明があり、維新会派は、私と木村議員が質問をさせていただきました。

全員協議会における門川の質疑について

【門川質問】

市では、4)街区の民間活力導入エリアに誘致する施設などについて、アンケートやワークショップを実施し、市民意見を聴取していくと説明がありました。まちづくりを進めていくに際して市民の意見を踏まえることは大切と思いますが、今回市が実施する市民意見聴取に関して、その経緯や目的について、改めてお聞きいたします。

【答弁】

本市では、枚方市駅周辺再整備基本計画に基づき、民間活力導入エリアにつきましては、隣接するニッペパーク岡東中央や広場などと一体的ににぎわいや地域活力の創出など、まちの魅力を高める施設の誘致を目指しております。
今般、その具体化に向けた検討を進めるに際しまして、従来からの包括連携協定に基づくUR都市機構からの助言に加え、市民参画手法として、アンケートにより広く御意見をお聞きするとともに、ワークショップによりアイデアを募集するものでございます。
そうした御意見を参考に、4)街区におけます民間活力導入エリアの魅力を高めるコンテンツの検討を行い、4)5)街区の市有地の有効活用の考え方(案)を策定していく予定でございます。

【門川質問】

市民参画という視点でアンケート、ワークショップを実施するということについては理解いたしました。
せっかくそうした取組を実施するのであれば、有益な結果が得られるように努めていただきたいと思います。
アンケートについては、不特定多数の方に回答を求めるわけですが、よりよい回答が得られやすいように工夫を考えられているのか、お尋ねいたします。

【答弁】

アンケートの実施に際しましては、質問内容であります将来の公園・広場機能や民間活力導入エリアに求める機能や施設のイメージの参考となるよう、ホームページを通じての説明動画と、書面配布している場所には書面にて対応しております。
その内容といたしましては、対象となる範囲、位置に加えまして、他市事例として、阪急西宮ガーデンズや天王寺公園、ゼビオアリーナ仙台、三宮駅周辺再整備の概要を紹介しております。
なお、本資料につきましては、ワークショップにおきましても活用する予定でございます。

【門川質問】

それでは、ワークショップについてなんですけれども、ワークショップについても、よりよい意見交換などができるよう、募集の段階から工夫が必要と思います。
今回、募集定員30人の枠の中で、一般枠20名と学生枠10名と区分けをされておりますが、その理由をお尋ねいたします。
また、より主体的な議論をしてもらうためにも、事業者や子育て世帯など様々な層の意見を取り入れる必要があるのではないかと思いますが、そのための工夫はされているのか、お尋ねいたします。

【答弁】

ワークショップにつきましては、学生の活力を生かしたまちづくりと、学生によるまちづくりへの参画を推進する観点から、大学生の枠を設けるとともに、コロナ禍の中での対応を考慮しまして、開催場所と1グループ当たりの人数の設定やファシリテーターの人数などを総合的に検討した結果、2種類の募集枠と人数を設定したものでございます。
また、枚方市内で働いておられる若い事業者をはじめ、より多くの方々に関心を持っていただけるよう、ツイッターやフェイスブックといったSNSの活用や、コワーキングスペースビィーゴ枚方本店、TSUTAYA牧野高校前店カフェラウンジなど4か所のほか、川原町商店街に案内チラシの配布を行ってまいりました。

【門川質問】

募集についても工夫されているということで、ぜひとも有意義な意見聴取としていただきまして、市民からのアイデアについても参考にしていただきたいと思います。
次に、4)街区における事業費の比較(案)について、お聞きいたします。
添付されている参考資料2の事業手法の比較において、想定スケジュールでは、土地区画整理事業を前提としているA案は、来年度には都市計画の決定、令和5年度には事業認可手続を進めるとなっており、今年度の取組内容は大変重要な意味を持っていると思います。
また、事業費では、A案と、一般街路事業としているB案の差額が約12.6億円と試算されており、この主な要因は国費の差であると思いますが、A案の土地区画整理事業で実施した場合、これだけの国費充当がまだ確約されていない中で、本当に事業費の収支において確実なものと言えるのか、心配な面があります。
そこで、改めて、今回示されておりますA案の想定スケジュールと事業費について、市の見解をお聞きいたします。
あわせて、大ホールの暫定活用についてのお考えもお聞きいたします。

【答弁】

今回お示ししましたA案のスケジュールにつきましては、再整備基本計画に基づき想定する最短での工程をお示しするとともに、事業費につきましても、これまでと同様に、都市再生土地区画整理事業の活用を前提に試算したものでございます。
本市といたしましては、A案により4)・5)街区のまちづくりを効率的、効果的に実施できるよう、引き続き国・大阪府などと連携して取り組んでまいります。
また、大ホールにつきましては、まちづくりに合わせて解体撤去するまでの間、行政課題への対応や周辺エリアの魅力向上のための社会実験などの暫定活用を図る考えでございます。

【門川質問】

ただいま担当部長から、事業の実現性についてお答えいただきましたけれども、今回の資料にもお示しのとおり、3)街区のまちづくりが目に見える形で進み出しました。
一方で、4)・5)街区は、市有地も多く、庁舎機能もある、言わば中核的な場所であります。令和4年度には都市計画決定、令和5年度から工事に着工するとのことであれば、その準備を整えるという意味からすると、本年度は非常に重要な年になります。
そこで、市長は、この再整備を進めるに当たって、現時点でどのようなお考えで取り組まれているのか。本事業に対する意気込みについて、改めてお聞きします。

【市長答弁】

枚方市駅周辺再整備につきましては、枚方市の未来を担うまちづくりの重要課題の一つであり、人口減少や少子・高齢化、経済低成長という厳しい時代にあっても、10年・20年先を見据え、本市の未来を象徴するよう多くの人が集い交流するエリアとするべく、今年度検討を深める4)・5)街区のまちづくりについて、市民の声をお聴きするとともに、議会との意見交換を深め、しっかりと対応していく考えであります。

【門川要望】

本市にとって、4)・5)街区のまちづくりは非常に重要で、特に市民の注目度の高い事業であります。今回のアンケート、ワークショップについては、前向きな取組でありますが、短期間過ぎると思います。新しい駅前を多くの市民と共につくっていくためには、継続的な取組が必要です。また、機運の醸成のためにも、積極的に変化を演出していく必要があります。
先ほど質問いたしました大ホールの暫定活用については、現在のままの状態であっても、例えば壁面を利用することなどで、何かしら見た目の変化をもたらすことは可能と考えます。そうした活動を市民と共に企画していくこと、先ほど答弁にもありましたが、社会実験のようなもので、駅前の再整備とリンクした形でムーブメントをつくっていくことはできないでしょうか。計画どおりに物事を進めることは重要ですが、再整備が完了してからどのように活用してもらうかがより重要です。市民の皆さんにも喜んでもらえる駅前づくりのために、様々な取組にチャレンジしていく前向きな姿勢を期待いたします。
また、今年度は非常に重要な年だと述べたところですが、市長には、ぜひともさらなる熱い姿勢で庁内の機運を高めていただき、スケジュール感を持って、具体化に向けた全庁一丸となっての取組と、また市民参画の仕組みづくり、議会への情報共有など、今まで以上に積極的に進めていただきますようお願いいたしまして、私からの質問を終わります。

【中司宏衆議院11区支部長と駅立ちを行いました】

夕方は、衆議院11区支部長中司宏府議と駅立ちを行いました。

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