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令和5年度9月定例月議会、本日は伏見市長の所信表明から

本日より令和5年度9月定例月議会が始まりました。

9月定例月議会は9月29日~11月6日の39日間となります。

本日の本会議では伏見たかし枚方市長の所信表明がありました。

伏見たかし枚方市長の所信表明

所信表明については枚方市のホームページに要旨が掲載されております。↓

所信表明(素案) (city.hirakata.osaka.jp)

<内容一部抜粋>

〇めざすべきは人口減少が進む中においても、市民や本市に関わる人、その一人ひとりが将来にわたって幸せを実感できるようにする持続可能な発展であり、このことを念頭に、市政運営に全力を尽くしていく決意。

〇この4年間では、最重点施策として、枚方の輝かしい未来を拓くための子育て世帯をターゲットにした施策のより一層の充実と、枚方市駅周辺再整備事業の着実な推進に取り組む。

(子育て世帯をターゲットにした施策のより一層の充実)

→妊娠・出産から就学まで、切れ目のない支援・サービスのさらなる充実を図り、成長のステージに応じた子どもとその保護者に寄り添った施策を講じる。
・妊産婦や子ども、子育て世帯を対象とする母子保健と児童福祉の機能を合わせ持つ、こども家庭センターを設置
・今後の保育ニーズを見極めながら、引き続き待機児童の「通年のゼロ」をめざすとともに、保育園や幼稚園等就学前児童施設に通うすべての子どもたちが小学校へ円滑に就学できるよう、本市独自で策定するプログラムを推進。

・就学前児童施設に子どもを通わせる保護者の経済的・時間的な負担の軽減を図るとともに、一人で悩みがちな、在宅での子育て世帯を対象としたサービスも充実させるなど、様々な保育・教育サービスを展開し、さらなる就学前の子育て世帯への支援の充実を図る。
・子どもがワクワクするような公園の整備など、身近な地域での子育て環境の充実を図る。
言語能力や情報活用能力の育成、さらに課題解決型学習(PBL:Project Based Learning)を充実させ、問題発見・解決能力等を育成するとともに、これまで進めてきた小中一貫の英語教育や読書活動を推進

・子どもたちの体験の幅を広げるため、市内企業等との連携による実社会を経験する機会をつくる。
・さらなるデジタル技術の活用や学校教員の働き方改革を進め、より効果的で質の高い教育の実現をめざす。
・保護者の負担軽減を目的とした小学校給食の無償化や健やかな成長を支えるための中学校での全員給食の実施に向けた取り組みを進める。

・誰もが安心して通えるよう学校施設のさらなるバリアフリー化やZEB化など環境整備を進める。
・誰一人取り残されない社会の実現をめざし、小・中学校における支援教育の一層の充実、いじめ問題への早期対応と未然防止の取り組みの強化、学校に登校できない、あるいは登校しにくい子どもたちへの多様な学びの機会の拡大、ヤングケアラーや経済的困難を抱える家庭への支援を充実。

・虐待はもとより、子どもやその保護者への緊急かつより専門的な対応を本市で一貫して行えるよう、児童相談所の設置に向けた準備を進める。

枚方市駅周辺再整備事業の着実な推進)

→枚方市駅周辺エリアに、豊かな緑の空間と、住むだけでなく、働く場、学ぶ場、楽しめる場など、様々な都市機能を集積させ、ゆとりと利便性を併せ持つこれからの時代に即した環境整備を図る。

スマートシティの実現をめざし、このエリアにおいてデジタル技術を積極的に活用していく。

・淀川や天野川を含む広いエリアを面で捉え、京街道や川原町などの地域資源を活用した、人が中心のウォーカブルなまちづくりとすることが重要であり、枚方市駅周辺再整備基本計画において設定した街区ごとの整備を一体的に捉え、着実に進めていく。
・令和3年8月にオープンした総合文化芸術センターを皮切りに、現在進んでいる枚方市駅の北口及び東側(③街区)の整備を、次の街区整備へとスムーズに展開することが必要であり、早期に新庁舎の位置を確定させ、民間施設の誘導を図りながら、連鎖型のまちづくりに取り組む。
・市役所の市民窓口、生涯学習交流センター、図書館をはじめとする行政機能の集約化による駅直結の便利な公共スペースを設け、市民サービスの向上をめざすとともに、新たな都市機能の集積のために誘致したバンケット付きホテルの創業に係る支援策の具体化を図る。
・新庁舎については、災害時においても、行政機能を最大限に発揮する高度な防災拠点施設とするとともに、多様化する市民ニーズへ個別丁寧に対応するため、対面とオンラインのそれぞれの強みを活かした充実を図るなど、安全・安心と利便性を実感できる市役所をめざす。
・支所については、地域において一人ひとりに最適で包括的な支援へとつなげることができるよう、新しい地域拠点の構築に向けた取り組みを進める。
・現市役所、旧市民会館周辺(④街区)には、ニッペパーク(岡東中央公園)を活かした公園・広場を拡大配置し、緑の空間を創造するとともに、民間の提案を募り、笑顔があふれ、賑わいを生む空間活用を図る。
→これら整備事業の成果により、大阪・京都間の副都心として、居住を含む多様な都市機能を高め、中心市街地の機能を強化することで、まち全体の活性化へとつなげていく。そして、市外から本市へ多くの人が訪れ、市内での交流が進むことで、新たなビジネスが生まれ、さらに多くの人が訪れるという人々の流れをつくり、地域経済の好循環を創出していく。

〇2つの最重点施策を着実に推進するとともに、社会面(だれ一人取り残されない社会)・環境面(自然や生活環境の保全と都市機能の充足が両立)・経済面(地域経済が活性化している)の3つの側面の豊かさ、これらいずれも欠けることなく実現させる。

(社会面)
・南海トラフ地震、近年の大雨による浸水被害など、自然の脅威への備えをはじめ、犯罪や交通事故の防止、救命救急への体制強化など。
・健康寿命の延伸に向けた取り組みを推進。高齢者がいきいきと過ごせるやさしいまちの実現。
・ライフステージをつなげたライフコースを意識した健康づくりの支援や、生活習慣病の予防促進、認知症になっても安心して暮らせる取り組みの強化。

・高齢者の外出支援の充実。
・新興感染症への対策をはじめとする地域保健体制や医療連携の強化の他、障害者の自立支援と社会参加の促進や、孤独・孤立に悩む人への社会や人とのつながりの構築に向けた支援。

・殺処分ゼロを継続していくための取り組みを充実。
・eスポーツの施策展開を図る。
・男女共同参画を推進。

・多文化への理解促進や外国籍の市民等への支援の充実。
(環境面)
・2050年のゼロカーボンシティの実現に向け、地域脱炭素の取り組みを進め、2030年度までの温室効果ガス排出量の削減目標の達成をめざすとともに、循環型社会を推進。
・中宮浄水場の移転建て替えや、京田辺市と共同で可燃ごみ広域処理施設の整備を進める。
・居住空間と経済活動、周辺環境が調和するまちなみを創出。

・都市計画道路をはじめ、人や自転車にとって安全で快適な通行空間の整備。

・光善寺駅西地区再開発事業へ継続的な支援を進めるとともに、京阪本線連続立体交差事業や新名神高速道路インターチェンジへのアクセス道については、大阪府等と連携した取り組みを進める。
・JR学研都市線沿線については、将来、北陸新幹線の開通による活性化も見据え、本市を含む関係機関で構成する協議会において、沿線一体のまちづくりビジョンを策定する。
(経済面)
・2025年の大阪・関西万博を契機に、本市の地域資源を活かしたブランドの開発や地域ビジネスを創出するなど、「ひらかた万博」の取り組みを推進

・枚方宿など、本市の歴史文化遺産などを活用するとともに、淀川河川敷では、子どもから大人まで楽しめるアクティビティの充実を図る。

・東部地域では、地域資源を活かした活性化を図るとともに、市域における観光ツーリズムの展開をめざす。
・創業や起業を支援し、市内での活発なビジネスの創出を図るとともに、ものづくり企業の積極的な魅力発信や女性がいきいきと活躍できる環境づくり、若者の市内企業への就職を促進するなど、地域産業の活性化を図る。
・農を守り産業化を推進していくため、就農から経営までを支援するとともに、東部地域の里山や農の営みを次世代へと継承するしくみづくりに取り組む。

・・・など、最重点施策の内容と、あらゆる世代や市域全体を捉えた様々な課題の解決に向けた取り組みの方向性について示されました。

市長の所信表明をうけ各派代表質問が行われます。

連日会派メンバーでヒアリング等を行い、代表質問へ向けて会派一丸となり取り組んでいます。

大阪維新の会会派からはかじや知宏議員が会派を代表し質問に立つ予定です。

代表質問は10月6日と10日に行われる予定です。

また、9月議会では各議案審議の他、令和4年度決算審査も行われますので、しっかりと取り組んでいきたいと思います。

【大阪維新の会枚方市議会議員 門川ひろゆき】

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