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枚方市長選挙の争点の一つ「市庁舎移転を含む枚方市駅周辺の再整備」について

枚方市長選挙、7日目を迎えました。明日、9月3日(日)が投票日です。

私も「伏見たかし」市長候補と共に選挙戦を戦ってまいりました。

この選挙期間中、「伏見たかし」市長候補は街頭演説や、連日2~3か所の個人演説会場で、直接枚方市にかける想いを訴えてきました。

伏見市長の想いはホームページに掲載されていますので、ぜひ今一度ご覧いただきたいと思います。

伏見たかし 公式ウェブサイト (tfushimi.net)

さて、枚方市長選挙の争点の一つは、市庁舎移転を含む枚方市駅周辺の再整備です。

「伏見たかし」市長候補も連日ご自分のことばで、『なぜ今必要なのか』を説明されておりました。

枚方市の現状

枚方市の現状は、日本全国の各自治体が抱える課題と同じように少子高齢化を迎えており、定住人口の減少が進んでおります。

令和元年には40万人を超えていた定住人口も現在は40万人を下回っています。(推計では令和6年で約39万5000人)

また、その年齢区分の内訳をみると、65歳以上の方は今後も増加していく推計ですが、0歳~14歳、15歳~64歳の年齢区分は今後減少の一途をたどっていくとみられています。

令和31年には約31万人になるとみられ、現在より約8万人も減少すると予測。

その中で、伏見市長の2期8年の市政運営の実績として、枚方市が「子育て世帯から選ばれるまち」になりつつあることが数字として出てきております。

令和4年には0~14歳の転入超過数が大阪府内1位、近畿3位となり、人口の転入と転出の差では転入超過(+692人)(令和4年度)となりました。

しかしながら、それでも自然減により、人口は減ってきているという現状です。

「伏見たかし」市長候補も各演説会場や街頭演説で訴えてましたが、財政力がある今だからこそ未来への投資を行い、枚方市のまちの魅力を高めるべきであると私も考えます。

現庁舎の現状

現在の庁舎は昭和35年に本館、昭和44年に別館が新築されている為、本館は築63年を迎えます。

現在の老朽化した市庁舎は、狭隘化や防災面などで多くの課題を抱えており、新庁舎の整備は急務です。

枚方市駅周辺再整備の状況

枚方市駅前再開発では連鎖型のまちづくりです。

令和3年8月に総合文化芸術センターがオープンし、現在③街区の開発工事が進んでおり、令和6年度には複合施設などが完成予定。そのビルには駅前行政サービスを再編して駅直結ビルに市民窓口や図書館などを再編する予定です。

そのように機能を少しずつ移転しながら、開発が連鎖的に進んて来ています。

昨年9月、枚方市役所庁舎を④街区にある現在の位置から、⑤街区に移転するという、「市役所の位置に関する条例の一部改正」について、議会で賛成18人、反対12人で否決となりました。

しかしながら、⑤街区の北河内府民センターは駅直結ビルにフロアを購入しており、すでに移転することが決定しています。

この連鎖型のまちづくりがすでに進んでいる現状では、⑤街区に新庁舎が移転しないとなると、その計画が途中で止まるということになります。

市でも「市役所の位置に関する条例の一部改正」が否決されたことを受け、再度④街区と⑤街区案の検討が行われました。

⑤街区庁舎案と④街区庁舎案の比較

それによると、

・⑤街区案では広範囲の賑わい創出や回遊性の向上が期待できるが、④街区案では限定的となる。

・⑤街区案では、街の魅力を高める施設の導入にまとまった規模の敷地確保ができるため、土地活用の可能性も高まるが、④街区案では点在する小さな敷地のみとなり、限定的となる。

・④街区案で行くと、⑤街区の土地利用が不明確となるためその土地はではどう活用するかがまた新たな課題となる。

・市の負担額も⑤街区案では財源確保策により市負担額の軽減が図れるが、④街区案では市負担額が多くなる。

一方で新庁舎絵のアクセスに関しては

・④街区案の方が近くなる。

・⑤街区案では枚方市駅からは現状より約200m遠くなるが、宮之阪駅からは約400mと近くなること。また、枚方市駅直結のビル内にICT技術等により主要な複数の手続きや相談ができる窓口を設置する計画で進んでいる。→アクセスの課題も解決できると考えます。

④街区はみどりの大空間となり回遊性向上・賑わいを促進

⑤街区案では庁舎を⑤街区に移転し、④街区はまちの魅力を高めるシンボリックなみどりの大空間へと生まれ変わる計画です。

この計画では市駅周辺の回遊性を向上させ、枚方市駅前を賑わいの拠点としてまちの活性化につなげていくことを目指しています。

枚方市の持つ都市機能や地域資源の最大限の活用を考えると、スピード感をもって⑤街区案を着実に進めていくことが、枚方市の活性化につながり、それはつまり市民の利益になると考えます。

今後、大阪は万博、IRと大きなプロジェクトを迎えます。

今はその未来へ向けて動いていく最後のチャンスともいえるのではないでしょうか。

未来への投資をしっかりと行い、新たな価値を生み出していくことは必要と考えます。現状維持は、少子高齢化・人口減少社会においては衰退を意味します。

枚方市のさらなる成長、発展、住み良い街に向けて。

残り選挙活動ができる時間もわずかとなりましたが、今一度伏見市長の実績と主張を見ていただきたいと思います。

枚方市民の皆様、明日の投票日は、是非、「伏見たかし」候補をよろしくお願い致します!

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