7月27日(木)
枚方市立枚方保育所に、大阪維新の会枚方市議会議員団の有志メンバーで視察に行きました。
今回の視察の目的は、公立施設における保育ICTシステムの活用状況についてと、2022年7月より枚方市の全ての公立保育施設において、保育施設向け紙おむつのサブスク「手ぶら登園」が利用開始され、その状況を視察させていただきました。
この紙おむつのサブスクは公立保育所では大阪府内初の取り組みです。(2022年7月導入時)
紙おむつのサブスク「手ぶら登園」の利用について
枚方市では、2022年5月~6月の2か月間枚方市内の保育施設で紙おむつのサブスク「手ぶら登園」の実証実験を行い、2022年7月より、枚方市内の全公立保育所で「手ぶら登園」が本格導入されました。
今回視察させていただき、枚方保育所さんでは0歳児1歳児クラスでは半数ほどの方がサブスクを利用されておりました。
枚方市内全体では0歳児1歳児クラスでは利用率は約20.4%とのことです。(2023年7月現在)
紙おむつは好みのメーカーなどもあったりしますし、各御家庭の事情で利用状況も変わってきますが、それぞれの事情に合わせて選択することができるのが大切だと考えます。
導入から約1年となりますが、公民連携での取組として、更に保護者の声や、保育士さんの声を取り入れてより良いサービスとなればと思います。
保育ICTシステムの活用状況について
保育ICTシステムについては、「コドモン・アプリ」を導入しています。
<既に使用している機能>
・登降園管理(QRコード)
・保護者連絡(欠席報告等)
・お知らせ一斉配信
・アンケート
・帳票作成(登降園)
・園児情報管理
・発育、健康記録
・行事予定
・資料室
<使用していない機能(有料)>
・保育ドキュメンテーション
・保育料等請求事務
・指導計画、月案、週案
・シフト表作成
・写真販売
・給食献立管理
・ヒヤリハット
→令和5年8月より株式会社コドモンにおいて、アプリ内機能を無料で試行できる期間を設定していただけることから(すべての公立施設)各機能を使用し、導入の必要性を検討していくとのことでした。
ただ、まだ台数が少なく業務に支障が出ているとの声も伺いました。
今後ICT化を図っていくことで、保育士さんの業務負担を省力化しながら、よりよい保育環境づくりのためのツールとなればと思います。
最後に
今日は枚方市が全国一の暑さとなり、ニュースになりましたね。
子どもたちは水遊びを楽しんでおり、元気いっぱいでした!
子どもたちが楽しく過ごせる環境をつくっていただいている園の皆様には感謝するとともに、子どもたちが笑顔で過ごせる環境づくりに市政としてもしっかり取り組んでいきたいと思いました。
【園内もとってもきれいな枚方保育所でした!】
枚方市議会議員 門川ひろゆき