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防犯灯の維持管理について

本日は、令和5年3月定例月議会の予算審議質疑が行われ、大阪維新の会枚方市議会議員団の会派からは泉大介議員が代表して質疑に立ちました。

その中で、私も質問にあたり関らせていただいた「防犯灯の維持管理」についての答弁です。

防犯灯の補助制度については制度の見直しが行われ、令和4年11月より開始されていますが、自治会より「令和4年度の予算が配分されているものの、取り替えるLED防犯灯の優先順位などの選定や調整が難航し、3月末までの取替に間に合わないため、今年度は申請を断念してしまった」という声を聴き、今年取り替えられなかった分の予算がどうなるのか、今回会派より質問に挙げていただきました。

市側の答弁では、今年度の予算については、実際にLED防犯灯が故障する頻度などを踏まえ、適切に取替が進むよう見直しが必要であると考えており、自治会等が管理する全てのLED防犯灯を適切に維持管理していただけるよう引き続き検討していくという、前向きな答弁をいただくことができました。

自治会等が円滑にLED防犯灯の取替を行えるよう、市としても諸手続きについて情報提供やできる限りのサポートをしていただけるように、要望しております。

防犯灯については以前も議会で取り上げております。

<自治会における防犯灯の維持管理について>↓

地域より問い合わせがありました「自治会における防犯灯の維持管理について」 (h-kadokawa.jp)

防犯対策事業経費について

【質問】

防犯対策事業経費についてお伺いします。

予算説明書157ページの「防犯対策事業費」の内、「(1)防犯対策事務委託料(枚方市防犯協議会)」として1億131万5千円が計上されていますが、その内訳と委託内容についてお伺いします。

【答弁】

防犯対策事務委託料の内訳につきましては、枚方市防犯協議会への委託としまして、地域における防犯パトロール活動や防犯意識の啓発など地域防犯活動にかかる委託料として433万8千円、自治会等が設置・管理する防犯灯の電気料金や新設、取替、修繕に対する補助事業にかかる委託料として9,697万7千円となっております。

【質問】

防犯対策事務委託料には、防犯灯の補助にかかる予算が含まれているとのことです。

防犯灯の補助制度については、令和4年度に経年劣化したLED防犯灯の「取替」「修繕」補助を新たに加えるなど、制度の見直しが行われましたが、自治会等、地域の声として、経済的な負担が軽減されることに関しては評価されていると伺っています。

一方で、この見直し後の補助制度が昨年の11月から開始されたということもあるかも知れませんが、地域によっては、令和4年度の予算が配分されているものの、取り替えるLED防犯灯の優先順位などの選定や調整が難航し、3月末までの取替に間に合わないため、今年度は申請を断念しているケースもあると聞いています。

市ではあらかじめ令和4年度から10年間の予算配分計画を示されていますが、このようにさまざまな事情により、配分された灯数分の取替が年度内に行えず、予算を執行できなかった場合、当該年度の予算は不執行により戻入されるのだと思いますが、そうすると次年度以降に計画配分されている予算では、全てのLED防犯灯の取替に不足が生じるのではないかと地域の方も懸念されています。

そこで、この課題に対する市の考えを伺います。

【答弁】

LED防犯灯の取替等の補助制度につきましては、すでに経年劣化から消灯している防犯灯が存在している状況もあったことから、年度途中でありましたが、早期に構築させていただいたものでございます。その際、経年劣化したLED防犯灯を適切なタイミングで取り替えていくという観点と、できるだけ予算を平準化するという観点を踏まえ、あらかじめ10年間の予算配分の考え方をお示しさせていただいたものでございます。

したがいまして、各年度の予算につきましては、実際にLED防犯灯が故障する頻度などを踏まえ、適切に取替が進むよう見直しが必要であると考えているところでございます。

今後、議員お示しの事例も踏まえながら、自治会等が管理する全てのLED防犯灯を適切に維持管理していただけるよう引き続き検討してまいります。

【意見・要望】

自治会等が円滑にLED防犯灯の取替を行えるよう、市としても諸手続きについて情報提供やできる限りのサポートを行っていただきますよう、要望いたします。

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