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「地域包括ケアシステムの構築についての要望書」を中宮校区コミュニティ協議会と提出

地元である中宮校区コミュニティ協議会より“地域包括ケアシステムの構築”についての要望書を伏見市長に提出しました。

枚方市では「高齢者が生きがいを持ち、自分らしく暮らすことのできるまちづくり」を基本理念に掲げ、「枚方高齢者保健福祉計画21」を策定しております。

そこにある「元気づくり・地域づくりプロジェクト」について、中宮校区では当初から積極的に取り組んでいただいており、「ひらかた元気くらわんか体操」や「グラウンドゴルフ」を定期開催することにより高齢者の健康維持増進を図っています。

更に昨年より、新たに地域で支えあう運動「おたすけメイト」を開始し、取り組んでいただいております。(これは枚方市香陽校区で先行実施されている活動です)

現在日本は少子高齢化といわれていますが、高齢化率(65歳以上)は約30%と増加しており、反対に生産年齢人口は毎年約70万人減少するといわれ、枚方市訪問介護所の約90%はホームヘルパーの確保が困難だとされています。(2018年調査)。

高齢になっても住み慣れた地域で暮らせるために各自が健康維持に努めても、体調不良時には医療関係者のサポートが不可欠であり、厚労省が推進する「地域包括ケアシステム」が整備されることが期待されます。

一方でこのシステムの構築は地方自治体の役割とされており、全国的にもあまり進展していないようですが、実際には枚方市で訪問診療、在宅医療を行うと表明されている病院、診療所がいくつもあることから、枚方市の行政が積極的に医師の負担軽減策の仕組み等を医師会と協議し、在宅医療に必要な施策を順次進めていけば当該システムの構築も可能ではないかと思われます。

地域包括ケアシステムについては、千葉県柏市などの先発事例があり、他市の事例を取り入れながら、枚方市民が住み慣れた地域で自分らしく最後まで暮らせるように、地域包括ケアシステムの構築を進めていけるよう私もしっかりと動いていきたいと思います。

要望書の提出に際し、中宮校区コミュニティ協議会 奥野会長と、中宮校区福祉委員会 温水会長と共に伏見市長と地域包括ケアシステムの構築について意見交換しました。

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