議会報告

2025年12月議会

スマートシティ時代を見据えた本市のビジョンについて (令和7年12月定例月議会一般質問)

スマートシティを一層進めるには、デジ タル技術を「どの分野に、どう活用する か」を市として示すビジョンが必要では ないかと提案しました。

これに対し市か らは、特定分野に限らずあらゆる分野 でデジタル技術を活用し、スピードや正 確性、市民ニーズに応じた質の高い サービス提供を目指すこと、法整備や技術進展、国・府や民間の動向を 見極めながら進めること、将来像は次期総合計画の策定の中で幅広い 世代の参画により検討し、公民連携での可能性検証の成果も踏まえて スマートシティの考え方をまちづくりへ体系的に位置付け、ビジョンの示 し方も民間事業者等との対話で検討を進める、と答弁がありました。

「子育て環境の充実」や「市駅周辺の再整備」とあわせて、未 来志向で分かりやすいビジョンを発信し、大学・研究機関・民 間企業との共創や実証実験に戦略的に参画し、枚方ならではの挑戦

を形にすることを要望。

【門川】

大阪・関西万博がその開催期間を終えましたが、万博のレガシーをまちづくり に生かしていく、各地の取り組みが注目を集めはじめています。 昨今、先端技術などを活用し、住民生活の質の向上を目指す「スマートシ ティ」の取り組みに各自治体が取り組んでおり、大阪府と大阪市においては 「データで拡げる”健康といのち”」をテーマに大胆な規制緩和や制度改革を進 め、国の成長・発展をけん引する「スーパーシティ構想」を掲げ、その実現を目指しています。 

本市においても、スマートシティに向けた取り組みを進めておられるところと 思いますが、今後、一層推進していくにあたっては、スーパーシティ構想の ように、デジタル技術や先端技術をまちづくりのどのような分野に活用してい くのか、そうした計画・ビジョンが必要と感じております。 

そこで、まず、本市において、先端技術やデジタル技術活用における重点分野 などはあるのかそのお考えについてお聞きします。 

【答弁】

スマートシティの観点を踏まえたまちづくりにおきましては、特定の分野ではなくあ らゆる分野においてデジタル技術を活用し、スピードや正確性、さらには個々の市民 ニーズに応じた質の高いサービスの提供を実現することを目指すべきものと考えま す。 

その検討にあたっては、今後の法整備や技術進展によって取組の質が向上していくこ とが見込まれるため、国・府での検討や民間の技術開発等の動向を見極めつつ進めてまいります。 

【門川】 

さきほど申し上げた、スマートシティやスーパーシティの取り組みに共通する こととして、先端技術を有する企業や大学、研究機関と行政との共創が取り組 みの推進に欠かせないと考えます。 

そこで、各主体が、本市で必要な技術やサービスが何かという、共通認識を 持っていることが、未来に向けたまちづくりの推進力につながるのではないで しょうか。 

そういった観点で、「ビジョン」によって目指すまちの姿を明確にし、市域、 各エリアが果たすべき機能や、重点的に取り組むべき分野、テーマを定め、 発信していくことに、一定、意味があるのではないでしょうか。 また、未来に向けて、市の目指すまちの姿は、大きくは総合計画において示さ れるものと思います。 

総合計画は、その性質上市のあらゆる施策について網羅的もうらてきに体系化した 長期の計画として取りまとめられます。 

スマートシティのように、日々更新される先端技術の活用や、社会情勢の変化 などを考慮し、どういった技術を優先的に導入していくか、市の重点施策を明 確化して対外に示すには、総合計画を踏まえた市の戦略を総括的に示す「ビ ジョン」のようなものが別途必要ではないでしょうか。 

まちの目指す将来像の設定と、その実現に向けたまちづくりの取り組みである スマートシティの考え方を反映した本市のビジョンについて、お考えを伺いま す。

【答弁】 

まちの目指す将来像については、次期総合計画の策定の中において、 子どもを含めた幅広い世代に参画いただくアンケートやワークショップ等、多様な ニーズや意見を取り入れて検討していきます。 

将来像を具体化するするにあたっては、多様な市民ニーズや意見に加え、 これまで公民連携の中で取り組んできたデジタル技術を活用したサービスの可能性検 証の成果を踏まえて、 スマートシティの考え方を本市のまちづくりへと体系的に位置付けていく必要がある と考えております。 

ビジョンをお示しする方法につきましては現在検討中ではありますが、 市の重点施策等を踏まえながら、民間事業者等との対話により検討を進めてまいります。 

【門川要望】 

私の提案も非常に抽象的で、たいへん申し訳なかったと思っております。 ビジョンではないですが、本市においては、「子育て環境の充実」そして「市 駅周辺の再整備」が目玉施策でございます。 

子育て環境の充実というも、駅周辺の再開発というのも ある意味、どこのまちでも必要とされ、通用する施策と思いますが、もうすこ し抽象的なもので、スマートシティ推進ということで、あらたな技術展開をま ちづくりに活用し、大阪市のスーパーシティ構想のような未来志向のワクワク するビジョンを本市においても発信していくことができないかと思っておりま す。 

また、こういった未来視点というのもひとつの万博のレガシーではないかと考えております。 

例えば、枚方市がそういったビジョンをつくって、大学や研究機関、または民 間企業などの実証実験などに、戦略的に参画し、枚方ならではの挑戦をしてい くということが、 

単なる移住や定住促進対策にとどまらない、大学や企業の誘致、人材流入と いった面でのプラスの影響にもなるのではないかと考えます。 また、現行の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」についても、市として、独 自の強みや未来社会への挑戦を打ち出した内容へと発展させていただきたいと 思いますし、次期総合計画の策定にあたっては、施策の網羅的な整理にとどま ることなく、未来志向の戦略・ビジョンの掲示についても、いちど、お考えい ただきたいなと 提案・要望いたします。

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