議会報告

2023年6月議会

枚方市駅周辺再整備についての ③街区に設置する生涯学習市民センターについて

枚方市駅周辺再整備については、全員協議会でも議論してきました。

~③街区に設置する生涯学習市民センターについて~

昨年の12月、議会に枚方市駅周辺地区市街地再開発組合から「③街区全工区のイメージパース等」が情報提供され、そこには5階フロアにつながる屋上広場に多くの人が集まる様子がイメージとして記載されておりました。

同じく5階に設置予定の庁舎分室(仮称)市民窓口等の総合窓口機能は、ワンストップ窓口からオンラインによる申請手続きや相談機能へと変更をされましたが、当初の想定と比べ利用におとずれる人の数は限定的になるのではないかと思います。

5階部分の間取りを見ると、生涯学習市民センター機能が多くのスペースを占めてますが、現在のサンプラザの様子を見るに、生涯学習市民センター機能が「にぎわい創出」や「集客」に大きく貢献する機能とは言えないと感じています。

現在の稼働率は70%との事。

市の答弁では、生涯学習交流センターには指定管理者制度を導入していき、民間事業者の有するノウハウ等を活用し、市駅前施設の特性を生かした自主事業等を実施することにより、本市に誕生する新しいランドマークの賑わいにつなげていきたいとのことでした。

私からは、これまでサンプラザ生涯学習市民センターにおいて生涯学習活動をされていた利用者さんにとっては、新規施設に移転し快適な環境が整うことは大変喜ばれることと思いますが、駅直結の1等地ですからいままで利用されていない市民の皆さんにとっても楽しめる空間にしていただきたいと意見。

今回の移転に伴い、指定管理者制度を導入し、様々なアイデアを駆使しにぎわいに寄与する生涯学習センターをつくっていくとの答弁でしたので、今まで生涯学習センターを利用されていなかった人が、ふらりと立ち寄れるような工夫をしていただき、従来の生涯学習センターのイメージに捕らわれない新しい生涯学習センターになるよう創意工夫をしていただきたいと要望しました。

 

<質疑応答>

門川質問)

枚方市駅周辺再整備についての(1)③街区に設置する生涯学習市民センターについてうかがいます。

現在のサンプラザ生涯学習市民センターについては、サンプラザ3号館の耐震性能や機能拡充などの面で課題などがあることから、図書館機能などとも連携しながら、市民サービスの向上を図るため、③街区の複合施設に移転し、生涯学習交流センターとしてオープンするものと聞いています。

そこで、現在のサンプラザ生涯学習市民センターについて、利用者の主な利用目的と稼働率、また、移転前と移転後の諸室の数や定員、使用料について、何か変更があるのか、うかがいます。

答弁)

枚方市立サンプラザ生涯学習市民センターの利用者の主な利用目的は、市民が運営するサークル活動や文化芸術活動などといった生涯学習活動が中心となっており、現時点における令和4年度の稼働率は約70%です。

また、議員お示しの移転前と移転後の諸室の数や諸室の定員及び使用料につきましては、枚方市立生涯学習交流センターはサンプラザ生涯学習市民センターの移転とあわせて、図書館機能を一体的に提供するもので、基本的に変更はございません。

門川質問)

昨年の12月、議会に枚方市駅周辺地区市街地再開発組合から「③街区全工区のイメージパース等」が情報提供されました。そこには5階フロアにつながる屋上広場に多くの人が集まる様子がイメージとして記載されておりました。

同じく5階に設置予定の庁舎分室(仮称)市民窓口等の総合窓口機能は、オンラインによる申請手続きや相談機能へと変更をされましたが、当初の想定と比べ利用におとずれる人の数は限定的になるのではないかと思います。

5階部分の間取りを見ますと、生涯学習市民センター機能が多くのスペースを占めておりますが、現在のサンプラザの様子を見ておりますと、生涯学習市民センター機能がにぎわい創出や集客に大きく貢献する機能とは言えないと感じています。

そこで、生涯学習交流センターの活用方法については、施設移転後、どのようにお考えなのか、また、現在の稼働率は70%との事でしたが、今までより、より広く多くの方が利用の為に訪れる工夫などがあるのかうかがいます。

答弁)

生涯学習交流センターにつきましては、貸出する諸室等において利用者に明るい雰囲気の中で活動していただくとともに、サンプラザ生涯学習市民センターには無かった交流ロビーや絵画等の展示スペースなどを設置し、複合施設共用部にはテラスも併設されます。

また、図書館分館とワンフロアによる一体管理を実施してまいりますので、今までサンプラザ生涯学習市民センターに訪れることのなかった新しい利用者にも来ていただけるものと考えております。

なお、生涯学習交流センターには指定管理者制度を導入してまいりますので、民間事業者の有するノウハウ等を活用し、市駅前施設の特性を生かした自主事業等を実施することにより、本市に誕生する新しいランドマークの賑わいにつなげていきたいと考えております。

【要望】

これまでサンプラザ生涯学習市民センターにおいて生涯学習活動をされていた利用者さんにとっては、新規施設に移転し、快適な環境が整うことは、大変喜ばれることと思います。

しかしながら、駅直結の1等地ですからいままで利用されていない市民の皆さんにとっても楽しめる空間にしていただきたいと思います。今回の移転に伴い、指定管理者制度を導入し、様々なアイデアを駆使しにぎわいに寄与する生涯学習センターをつくっていくとの答弁でしたので、今まで生涯学習センターを利用されていなかった人が、ふらりと立ち寄れるような工夫をしていただき、従来の生涯学習センターのイメージに捕らわれない新しい生涯学習センターになるよう創意工夫をしていただきたいと要望しておきます。

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